むらさきの登録商標である『はりしゃぶ』をはじめ、鯨料理・はりはり鍋、会席料理、すっぽん料理、鍋物料理、季節一品料理など、 四季折々のお料理とサービスをリーズナブルな価格でお楽しみいただけます。掘りごたつ式のお座敷、大部屋もご用意しておりますので、接待・宴会・慶事・法事にもくじら料理をお楽しみ下さい。
店主プロフィール
 |
今川 義雄(いまがわ よしお) 1943年 大阪府に生まれる 1948年 IWC(国際捕鯨委員会)第1回会議 1951年 日本、国際捕鯨取引条約に加盟 1952年 義父が「むらさき」を創業当時は割烹 1964年 地元の機械メーカーに就職 1976年 会社を辞め、1年間の板前修業 義父の店を継ぐ 1982年 商業捕鯨モラトリアム採択(86年スタート) 1994年 メニューを鯨料理中心にする 2003,4年 森村泰昌氏に鯨のカツラを作成してもらい、くじらとついに一体化(朝日新聞「変身塾」) |
昭和20年代、義雄少年は「肉」に飢えていた。 食糧事情は悪く、牛肉など夢の夢。 でも時には、すき焼きが食卓にのぼった。 鍋で煮えるのは、鯨のコロに赤肉、水菜。とろけるようにうまかった。 学校給食にもしばしば鯨カツが出る。 ある時、図鑑で鯨を調べた。なんて大きいんだろう。 骨も脂も余す所なく役に立ち、1頭の肉で、やせっぽちの僕ら何百人もの体を育ててくれる。鯨ってすごい。 31歳で会社を辞めて板前修業し、大阪・肥後橋で妻の実家の食堂を料理屋へ。 看板料理に浮かんだのは、雄大な鯨の姿と懐かしい味。 店はにぎわった。出あいから半世紀以上を経て、ついに鯨と一心同体になった義雄さん。 「ただの人間の時より、なんや男前やな。やっぱり鯨にはかなわんわ」。 捕鯨への風当たりは強い。 「家畜も鯨も命をいただく尊さは同じ。だから一片も無駄にせず最高の味にするのが恩返し」。 撮影が終わっても「離れがたい」と、メークを落とさず店に帰った。 |
 |
 |
各メディアでも取り上げていただいております。 |
(C) 大阪市西区にある鯨料理のむらさき